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ゲームジャンルで使われる略表記の読み方と意味について その1|むかキングブログ

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ゲームジャンルで使われる略表記の意味と読み方について その1|むかキングブログ

ジャンルって色々あって、なんだかごちゃごちゃしている。

多くはアルファベットの頭文字3文字から構成されているるが、あれってどう読むの?

なんて思った事はありませんか?

このページではそんな素朴な疑問にして、ゲームの話をするためには無視できない各ジャンルの名称・略記・ジャンルの内容を説明します。

ちなみに今現在ではジャンルそのものが多く、1ページにまとめると非常に長くなるため2ページに分けて説明します。

このページでの説明は

アクション/シューティング/ロールプレイング/アドベンチャー
シミュレーション/スポーツ

といった、6つのジャンルについて説明をしています。

 

ちなみに以下は別ページで説明するジャンルとそれに沿った話です。知りたい内容があればどうぞ。

【ゲームジャンルで使われる略表記の読み方と意味について その2】へ
(RCG・PZL・FTG・TBL・音ゲー・OMB・ETC・複合ジャンル)

『ジャンル』とは?

ジャンルとは簡単に言ってしまえばそれぞれのゲームを分類したものです。

簡単には『謎解きゲーム』『避けゲーム』『撃ち落としゲーム』といった具合にジャンル分けされますが、
これといった定義が設けられていないため出版雑誌やサイトによって表記が異なる場合がありますが、
根本となる意味合いに大きな変化はありません。

以下では一般的に表記されるジャンルを説明します。

ゲームジャンルで使われる略称の読み方と意味について その1

ACT/ACG

正式名称:Action Game
読み方:アクション ゲーム
ACT一口説明:歩いて走って、飛んで避けて、隠れて逃げて、出来ればやっつけて

操作キャラをリアルタイムで操作する事で物語を進めて行くタイプのゲームジャンル。

多くの場合は1画面内またはスクロールする事で変化する画面内に出現する敵や障害物を避けたり攻撃したりする事で進行する。

移動にしろ攻撃にしろ敵味方共にリアルタイムで行動するため、瞬発的な判断力が求められ、
場面によっては同時に複数の操作をこなさなければ進められなくなる場面にも遭遇する。

なお、多くの場合は『ACT』という表記がなされ、このサイトでも
『アクションゲーム=ACT』として表記する。

アクションゲームの一例としては

  • スーパーマリオブラザーズ(横スクロール)
  • パックマン(固定画面)
  • クラッシュバンディクー(3Dスクロール)

などがある。

アクションゲームの大きな特徴の1つとしては、自機キャラに人間を含めた動植物が用いられる場合が圧倒的に多い印象。

なお、アクションとは主に『動作』を意味する言葉であるため、

『アクションゲーム=何らかの攻撃手段を持つゲーム』

という意味ではない。

STG/SHT

正式名称:Shooting Game
読み方:シューティング ゲーム
STG一口説明:とにかく撃ち落とす。とにかく巻き込む。とにかく自分(たち)が生き残る

操作する自機に予め何らかの攻撃手段があり、その攻撃手段が肉弾戦ではなく間接手段(火器や魔法などの飛び道具)で敵を撃退するゲームに用いられる。

多くの場合が敵も間接攻撃をもって自機を狙ってくるが、必ずしも間接攻撃で迫ってくるかと言われればそうでもない。

なお、このサイトでは『シューティング=STG』として表記。

シューティングゲームの一例としては

  • スペースインベーダー(固定画面)
  • グラディウス(横スクロール)
  • エースコンバット(3Dスクロール)

などがある。

シューティングゲームの大きな特徴の1つとしては、自機キャラに戦闘機をはじめとする航空機、
または魔法使いなどが多いイメージで、
アクションゲームとの決定的な違いは画面上の移動にジャンプなどの操作が必要なく、
移動可能な空間に対して自在に移動できるなどがある。

RPG

正式名称:Role Playing Game
読み方:ロールプレイング ゲーム
RPG一口説明:世界に平和を。そのためには経験・成長・装備、そして仲間

仮想空間や現実空間といったマップ上で最終目的となるゴールに向けて、
様々なヒントを得ながら近付いて進む構成のゲームであり、
早い話が自機キャラに成り済まして進めていくゲーム。

途中過程には進行を妨げるフラグが存在し、基本的にはそれを解消しなければ先には進めない。

ゲーム自体のアクション性は低いが多くのコマンドの中から行動の選択に迫られる場合が多く、
何を選ぶかによってその場の問題の難易度が変化する。

多くのRPGには『HP(ヒットポイント)』という体力の概念が存在するため、
むやみやたらな行動を起こせば目的地に辿り着けないなどの問題も生じる。

また、特定のスコア(経験値など)を一定数得る事で自キャラが成長する場合が多いのもロールプレイングゲームの特徴。

ロールプレイングゲームの一例としては

  • ドラゴンクエスト
  • ファイナルファンタジー
  • 幻想水滸伝

など。

ほとんどの場合はレベルアップにより自キャラを強く育て、より強い敵と対峙して勝利を収めるのがロールプレイングゲームの醍醐味ではあるが、
中には単なる『お使いゲーム』といった作品に仕上がってしまっているタイトルも存在する。

ADV/AVG

正式名称:Adventure Game
読み方:アドベンチャー ゲーム
ADV一口説明:事件解決。ヒントを探せ、謎を解け、貴重なアイテムを無駄遣いするな

アドベンチャーは『冒険』を意味する単語ではあるが、主に世界を舞台としたRPGと比較すると
アドベンチャーゲームの世界観は『一部地域・一部空間』の場合が非常に多い。

例えるならば『都市内部・市町村内部・特定の施設内部またはその周辺』といった具合である。

世界を相手取った自由度の高い冒険をRPGとするならば、
アドベンチャーゲームの場合は狭い範囲に留まって『探索・調査』による考察から謎を解いていく、
または真相に近付いていくゲームと言ったところ。

物語が完全に終結しないでクリアとなる内容が多いのもアドベンチャーゲームの面白いところと言える。

ゲーム内の自キャラは体力などの概念が存在しない場合が多く、あっても成長という過程は省かれていたり、
成長システムがあったとしてもRPGの比較ではない。
色濃い人間らしさが多分に含まれているため、アクション性を求められるゲームであっても
自キャラが人間離れした力強さを発揮するゲームは稀である。

なお、行動範囲が狭いからゲームそのものの攻略が簡単かと言えばそうではなく、
狭い範囲に多くのフラグが隠されているため、むしろRPGよりも高い考察力や集中力が必要となる場合も多々。

よくあるパターンが選択肢を誤ったためにバットエンドまっしぐら。…というケースも。

使用可能なアイテムにも使用制限が掛かっていたりする場合があり、
基本的には完全任意で場所を選ばず使う事が出来るが、
局面を誤るとハッピーエンドに到達できない場合があるのもこのジャンルの特徴と言える。

従来のアドベンチャーと言えばコマンド選択形式で話を進めていくのが当たり前だったが、
データ量が数十年前の比ではなくなった事から、グラフィック表現の進化でアクション要素が加わるなどをした結果、
『アドベンチャー』という言葉そのものを聞く事が珍しくなった。

ちなみにこのサイト内では『アドベンチャー=ADV』として表記。

アドベンチャーゲームの一例は

  • ポートピア連続殺人事件
  • 弟切草
  • バイオハザード

などがある。

余談だが、バイオハザードシリーズは今でこそサバイバルホラーというサブジャンルを獲得し、
どちらかというと(ACT+STG)のような仕上がりとなっているが、

作品舞台から情報を『探す・得る・解決する』という一連の流れと消費アイテムの減少によるクリアの難しさは文字による表現を飛び越え、実際にプレイヤー自身に『体感』となって表現されている。

SIM/SLG

正式名称:Simulation Game
読み方:シミュレーション ゲーム
SIM一口説明:無から創へ。窮地からの回生。可能性の獲得。とにかく考えろ、先を見ろ

自機を操作して画面を縦横無尽に駆け回るイメージが強いコンピューターゲームの概念から大きく外れるジャンルであり、
その多くはコマンド形式でゲームを進める。

シミュレーションの本来の意味は現実における想定内外の模擬テストと言うか、
特定の予想を立てて模擬テストを行い、その統計や結果を知るための用語だとか。

簡単に言えば本番を想定した運動会の予行演習や、予想される現地戦況を考慮した部隊訓練などが当てはまる。

また、経済方面でも活用される言葉であり、例えば自分自身の人生設計の予想として、
結婚する費用・子供が生まれる費用・子供を育てる費用・家を買う費用・子供の学業に掛かる費用…など、
それぞれの自分の年齢や収入などを考慮したイメージ・予想・見積もりを立てる行為にもシミュレーションという用語が活用されるらしい。

なので、主に架空世界が舞台となるゲームジャンル的には『シミュレーション』という用語は間違いであり、
言ってみるのであれば『シミュレート』が正解な気もする。
シミュレートは『真似・ふり』という意味合いが強いらしい。

現実世界における物事を真似た、またはそれをイメージした世界がゲーム内のシチュエーションであるならば、
『シミュレーション』よりは『シミュレート』がゲームと現実を区別する意味で良さそうだ。

そんなシミュレーションを『シミュレート』と考えると、主なるシミュレーションゲームの大まかな

  • 戦略
  • 恋愛
  • 育成

なども『真似・フリ』といった意味で通るため、『ゲームらしさ』が伝わってくるかとも思う。

だいぶ脱線したが、シミュレーションゲームの一例は

  • 大戦略(戦略SIM)
  • ファイアーエムブレム(戦略SIM)
  • ときめきメモリアル(恋愛SIM)
  • アンジェリーク(恋愛SIM)
  • プリンセスメーカー(育成SIM)
  • ダービースタリオン(育成SIM)

などがある。

多くは現実世界をモチーフにした疑似世界や、完全空想の世界観の中で物語が繰り広げられ、
その多くが用意されたコマンドを選択する事でその後の結果を楽しむといった流れである。

なお、このサイト内では『シミュレーション=SIM』といった表記を行う。

SPG

正式名称:Sports Game
読み方:スポーツ ゲーム
SPG一口説明:世界のあらゆるスポーツ。全てのスポーツ界でトップをねらえ!

現実世界で実際に行われる各スポーツをコンピューターゲーム化したタイトルがこのジャンルに当てはまる。

誰でもスポーツとして認識できそうな内容としては『野球』や『サッカー』があるが、
一見すれば格ゲーに見える『空手』や『プロレス』なども実際の競技として存在するため、
れっきとしたスポーツゲームのジャンルとして数えられる。

更にゲーム内容が監督やコーチ目線による選手育成を目的としたものであり、
見た感じでは完全な『シミュレーションゲーム』であっても、
この場合は現存する競技という事もあってか『スポーツ』というジャンルに含まれるようだ。

スポーツゲームの一例としては

  • 実況パワフルプロ野球
  • ウイニングイレブン
  • ハイパーオリンピック

などがある。

ゲームジャンルで使われる略称の読み方と意味について その1 まとめ

これといった定義が存在しないゲームジャンルの略称ですが、こうして並べてみると偶然か必然か、多くても2種類の表現にまとまっている所がなんとも不思議ですね。

とはいえ、ジャンルの存在意味はとあるタイトルの内容が判れば良いだけの話ですから、あまり重要視しなくてもいいという所が本音です。

そもそも今どきのゲームのほとんどは何かのジャンルと何かのジャンルが複合されている場合も多く、生粋のアクションゲーム、生粋のシューティングゲームというものはなかなか見れなくなりましたからね。

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